2012年7月23日月曜日

シネマコミュニケーション(企業研修編)

こんにちは。
昨日、7月22(日)はとある企業様とのコラボ企画として、
「シネマコミュニケーション」を企業様向けに開催させて頂きました。

シネマコミュニケーション始まります!
3チームに分かれてまずは恒例の1分自己紹介
今回は二十歳から五十代まで世代をまたいだ受講生が10名集いました。
通常は四日間で開催するプログラムを組んでおりますが、
今回は企業研修向けのキックオフとして、1日短縮バージョンで開講を致しました。

初日のワークで行う映画の歴史
習ったことから、自分の体験を書き出してもらっております。
二日目に行うインプロ(即興演劇)を用いた身体のワークです。
三日目に行うアイデアのブレストから企画の制作会議
最終日に行う、
カメラを各自持ってもらい、撮影に出発!
与えられた時間は一時間だけ。
他のチームもロケ地を探しながら撮影に挑戦中!
今回は時間の都合で、私が編集作業!
皆さん自分の姿が作品になっていく様子にワクワクしております!
そして、最後はシネマコミュニケーション恒例の上映会!
作品に出てくる自分の姿に思わず大笑い!
10時から初めて18時まで、映画尽くしの8時間でしたが、
感想として、
「映画作りは憧れだったので、楽しめた」
「こんなにも思い通りに取れないことが悔しく、勉強になった」
「映画の始まりや、仕組みが知れて為になった」
と言ったコメントを頂戴しました。

私の今の目標は、このように映画作りを通じて、
日頃は仕事や親子の関係でしか接しない間柄の存在が
チームの中での同じ立場で話し合うこと、
チーム一丸となって撮影に取り組みこと、
そして、上映をして自分たちのイメージがどのような形になったかどうか
をテーマにしております。
単に映像を作るだけでなく、
自分の人生を振り返りながら、映画を通じて、自己分析を行い、
それを身体表現として、自己表現をしていく。
出来上がった作品は、今後の夢や目標に向かって自己発信に繋がる。

このワークは社会を生き抜くための様々な知恵が埋め込まれたワークショップになっております。
これから、この企画は様々な企業様、そして地域間の交流を生み出す原動力として、
各皆様にご案内をしていていきたいと思っております。
長時間のお付き合い、お疲れさまでした!
会場に入った時に比べて、皆さんの表情がとても明るく、柔らかくなっておりました。
作品を通じて、自分を見つめ直せるって、いいなって
講師として登壇しながら、私自身も楽しめました。

2012年6月9日土曜日

ペアインターンシップ生(撮影実習編)

本日は、留学生と日本の大学生がペアになってインターンシップをされる
企画がありまして、その事前勉強会で「映像の活用法」の講義を2回に渡りさせて頂きました。
おいらが、尚美や各セミナーでやっていることをプログラム化して、
第1日目:「映像の歴史」「映像で大切なこと」「物語の組み立て方」
を行いました。
お一人お一人が積極的な生徒さんが多かったため、
各チームの話し合いがとても濃密なものとなったのがとても嬉しかったです。

おいらのワークは、羽根拓也先生から学んだ「アクティブラーニング」という
手法を積極的に活用しております。
視点の移動やアウトバックなどの手法を活用しながら、
皆さんがチームで話された内容を更に掘り下げていきながら、
自分自身が気付かなかった、「自分の好き」や「自分が大切にしてきたもの」を
意図的につかんでいくワークを行っております。

初日の講義の様子。
パワーポイントで質問を投げかけながら、
映像の歴史と共に、一人一人の歴史を掘り下げていきました。
各チームでお互いの情報を抽出しながら、お互いの考えを掘り下げていきました。
初日のグループワークの様子
各チームでお互いの情報を抽出しながら、お互いの考えを掘り下げていきました。
第2日目:「企画の立て方」「撮影の手法」「チームごとの撮影実習」を講義しました。
「3」をテーマにした物語の組み立てや、キーワードの抽出を行い、
チームで議論をしてもらいながら、
映像をより魅力的に撮るためのエッセンスをお伝え致しました。
二日目は新たなチーム編成をして、
各チームの「ふるさと」について掘り下げたワークを行いました。
3チームに分かれて、ロケ地に向かい出発。
雨の状況をどう活用していくかも、映像制作の一つのテーマです。
各チームランチミーティングの間に、ストーリーを作りながら、
親睦を深めていきました。
初めて持つカメラに試行錯誤しながらも、
チーム一丸となって作品制作。
俳優にも皆さんが全員初挑戦!
撮った撮影素材はそのまま編集作業に。
どんな作品が生まれるのかな!?
出来上がった作品の上映会。
撮影したばかりの映像を観て、良かった点、反省点を振り返ります。

おいらがこのワークショップで大切にしていることは、
基本となる「所作」×「人間力」。
何かを行うには、その基礎となる知識ややり方が必ずあります。
映像を撮るにも、構成やカメラワークなど基礎的な要素は多々あります。
ただ、そればかりでは、魅力的な映像にはなかなか到達しません。
そこには、撮る側がその映像を撮る
「意味」をしっかりと立てる必要があると思います。
その意味とは得てして、私たちが日常の中で、見過ごしてしまう
「自分の好きなこと」、だったり、「自分が大切にしている価値観」、
だったりするものだと思っております。

この「所作」×「人間力」の二つの要素が掛け合わされて、
初めて、人の心が動く映像が出来るものと感じております。

また、大学生は、これから社会に出る上で、
自分たちが一人一人が大切にしているものをしっかりと気付いていくことで、
将来手がける仕事や、携わるプロジェクトで自分の才能を発揮する
最大の決めてだと思っております。

そんな夢のお手伝いに映像制作のプログラムが、多いに担うことができると思い、
かれこれ5年ほど、映像制作の指導をしております。

実際にワークショップを行ってみて判るのは、
生徒さんの顔つきや、体験後の感想がとても充実していることです。
日常の中で、なかなか気付かない自分の価値観を
映像という客観的、そして立体的に表現することによって、
まるで動く立ち鏡を観るがごとく、沢山の気付きが生まれるものだと思います。

2012年6月2日土曜日

前回のシネコミュをご掲載頂きました

グローバルコミュニティーというフリーペーパーのvol.41号に
前回の勉強会の様子を掲載頂きました!



私の前の勉強会では、チキタビというポータルサイトの岩崎徹さんや
イミグランツ編集長の石原進さんなどがご登壇されたようで、
私の担当は映像の活用法をという内容を第3回目に行わせていただきました。

第4回目は他の方がご登壇する予定だったと伺っておりますが、
急遽撮影実習編を組み込んでいただき、6/9(土)は前回の生徒さんたちに
撮影実習を行うことになりました。
どんな作品が出来上がるか、楽しみです!

2012年5月30日水曜日

SPGプロモーションでのワークショップ講義

本日は、俳優さんに向けたシネマコミュニケーションのワークショップを開催致しました。
俳優さん向けということで、普段とはちょっと違ったアプローチで
理論編は行わず、インプロや心理的手法を用いた自分の発言や行動の高め合いを行いました。

瞬発力と共に、感覚的な動きを研ぎすましていき、
自分と他者とのコミュニケーション力をアップさせていくワークを行いました。

2時間のレッスンで皆さんの頭と体の堅さがほぐれた感じを受けました。
この体験を、是非これからの皆さんのお芝居に生かしてもらえたらと思いました。

2012年5月19日土曜日

ペアインターンシップ生(理論編)

本日は、交換留学生のペアインターンシップというプロジェクトの勉強の一貫で
映像を用いた地域や企業の発信、という内容を行いました。
大学生が留学生と共に、地域に訪れ、職業体験をするというプロジェクトでして、
とても積極的な学生さん10名程度に講義をさせてもらいました。
身近に潜む日常のストーリーを対話形式で引き出しながら、
自分の好きやふるさとの魅力を話し合ってもらいました。
ふるさとには、自分を形成する様々な魅力が沢山眠っております。
自分が生きてきた中で、知らず知らず吸収していった感覚や知識を
改めて掘り下げ、そして相手に伝えていくことで、
自分や故郷の再発見に繋げるワークを致しました。

その次に、映画の歴史を動画で紹介しながら、
随所で質疑応答を入れ込み、映画の変遷、そしてそれがどのように社会に
溶け込んでいったかを解説しました。

留学生の中国の方も、自分が生まれた土地の素晴らしさを日本人に伝えながら、
日本の良さと自国の良さを共に考えていく講義を行いました。

最後は記念写真でパシャリ!
で無事終了と思いきや、急遽、ご依頼主様から
撮影の実践ワークがやりたいとのご要望を頂戴して、
来月、撮影実習をやることになりました!
どんな作品が出来上がるのか、今からとても楽しみです!